生産国:モルドバ共和国
生産者:クリコバ
産地 : モルドバ南部
内容量:750ml
ぶどう品種:カベルネソーヴィニヨン100%
ヴィンテージ:2015年
色・味わい:赤、辛口
アルコール度数:13%
飲みごろの温度:+18℃
ボディ:フルボディ
モルドバ南部のCRICOVA所有のプランテーションから収穫された高品質のカベルネソーヴィニヨンから作られた赤ワイン。
ザクロのようなダークレッドが美しいこのワインは、ベルベットのような舌ざわりに、タンニンの渋みとブラックベリーのフルーティーなアロマが調和しています。
さらにオーク樽での熟成によって醸し出されるアーモンド、バニラ、オリーブオイルのような明確なアクセントが特徴です。赤身の肉料理やハードチーズと相性がいいです。
カベルネソーヴィニヨンについて
カベルネソーヴィニヨンはおそらく地球上で最も有名な赤ワイン用ブドウ品種です。
これに匹敵するのはボルドーの仲間であるメルローとブルゴーニュのピノノワールの生産量のみでしょう。ピノ・ノワールと比べると、温暖な気候を好む。収穫までに要する期間が長く、収量も少ないものの、品質の良さのために世界中の多くの生産地で作付けされている。ヨーロッパブドウの品種であり、1990年代の遺伝学的研究によりソーヴィニヨン・ブランとカベルネ・フランとの自然交配によって誕生したことが明らかになった。
このワインは香りが豊かで後味が深いが、口の中での味わいには欠けるところがあると言われる。このためボルドーワインではタンニンが少なくフレッシュな味わいのメルローやカベルネ・フランとブレンドされることも多い。オーストラリアではシラーズともブレンドされる。チリ(チリワイン)やアルゼンチン(アルゼンチンワイン)ではカベルネ・ソーヴィニヨンのみの単一種のワインも製造される。
カベルネ・ソーヴィニヨンのワインの香りはスミレ、ブラックカラント、杉、スパイスなどと形容される。ニューワールドのものになるとチョコレートやオークの香りが強くなると言われる。
カベルネ・ソーヴィニヨンの実は皮が厚く、作られるワインはタンニンを豊富に含むため、長い熟成にも耐え得る。カベルネ・ソーヴィニヨンの最高級のワインは良年のヴィンテージの場合、10年から数十年間の熟成によって風味が熟成し、飲み頃に達する。収穫年の評価は気候によって大きく左右され、同じ銘柄でも収穫年によって評価や値段が大きく異なります。
沢山のブドウ品種があるなかでなぜカベルネソーヴィニヨンがこんなにも人気があるのかというと、このブドウが様々な土壌タイプと気候に非常に適応しやすいということにあります。
更には、濃い葉のキャノピーと比較的高いブドウ収量をもたらしワイン生産者に量と質の間でかなりの選択肢を与えています。 しかし、果実から最高のものを取り除くためには、慎重なブドウ園管理が不可欠です。