生産国:モルドバ共和国
生産者:クリコバ
産地 : モルドバ中部
内容量:750ml
ぶどう品種:カベルネソーヴィニヨン100%
色・味わい:赤、辛口
アルコール度数:12%
飲みごろの温度:+18℃
コルク:人工コルク
発酵:ステンレスタンク
熟成:オーク樽
自然交配のカベルネソーヴィニヨンから作られた、カベルネワインとしては珍しくさっぱりとした飲み口の辛口赤ワイン。
ブラックベリー、プルーン、チョコレートの豊かな香りとアッサリとしたタンニンやバニラのベルベットのような風味が特徴。
クリコバワイナリーについて
CRICOVAのギネスに登録されている世界一の大きさを誇るワインセラーの歴史は15世紀にさかのぼり、120キロもの全長を誇り1966年この場所を訪れた宇宙飛行士のユリ・ガガリンが迷いに迷った末2日後にやっと地上に出ることができたという逸話が残されているほどの巨大さです。更にこのワイナリーはソ連にナチスが侵攻してきた際にワインバレルの陰に周辺地域に住むユダヤの人々を匿ったと言われています。
そんなクリコバのワインセラーの半数はモルドバのワインコレクションを含むワイン貯蔵用に使われており、ソ連が第二次世界大戦後に戦争賠償として各国から摘発した希少ワインコレクションの一部が保管されています。常時12度に保たれたワイン保存に最適な環境の中ブルゴーニュ、ボルドー、トカジ等の古くて珍しい125万本以上のワインが貯蔵されており、その中でも最も古いボトルは1902年のものだと言われています。
CRICOVAはワイン貯蔵のみではなく様々な品質と価格帯でワインコレクションを製作しており、ピノ・ノワールとシャルドネから作られた伝統的なものから、ルカツィテリ、トラミナーなどの珍しいドイツ品種ブドウやマスカットなどの赤、白、ロゼ、セミスイートスパークリングまであらゆる種類のワインを生産しています。
そんな数あるクリコバワインの中でもスパークリングワインは特に評価が高く、何世紀も前に僧侶ドム・ピエール・ペリニヨンによって発明された古典的なフランスの製法によってスパークリングワインを生産しています。(所謂シャンパーニュメソッドですね。)
そんなクリコバのワインは国内外問わず様々な賞を受賞しており70以上の入賞経験を持っています。
CRICOVAの最大輸入国はカザフスタンで、それまではロシアが主要輸入国でしたが、2014年にモルドバがEUへの加盟の動きを見せた際ロシアがモルドバワインに禁輸措置を課したことで最大輸入国が入れ替わりました。